【3/8~3/10開催】ニューガーデン映画祭 2024|こどももおとなも楽しめる真庭の映画祭
昨年度、真庭市で生まれた「ニューガーデン映画祭」。
映画を通して地域に豊かな根っこが育つようにと願いを込めて、市民有志が集まって運営する映画祭で、今年は第2回目の開催となります。
期間中は、こどもからおとなまで楽しめる国内外の映画をセレクトし上映。
4つのセクションを設け、テーマに沿った作品の特集と、映画監督や批評家を招いたトークイベント、映画づくりワークショップを開催します。
ただ観るだけでなく、トークや交流、体験の場を通して、さらに深い作品世界へと誘います。
会期中は、地域の飲食店などと連携しながら、会場周辺に「食」を通して⼈々が気軽に集い交流できる場づくりも。
映画のみならず、真庭の町自体をも楽しめる仕掛けを予定しています。
ゲストや映画関係者、地域の⼈たちが入り交じる小さな町の手づくりの映画祭です。
プログラム
4つの柱を軸にセレクトした国内外の作品の特集上映と、映画監督や評論家などを招聘した各イベントを開催します。
●オッティンガー、真庭に現る! Special Feature Ulrike Ottinger
いま世界的に再評価されている、ニュー・ジャーマン・シネマの女性監督ウルリケ・オッティンガーを特集上映します。
東西ドイツが壁で遮られていた時代、女性監督としてエネルギッシュに世界へ切り込む自由な作風は、いまこの時代にこ
そ味わいたい。ドイツ映画評論家(候補:渋谷哲也氏)を招き、その作品群をたっぷり味わいます。
上映作品:『アル中女の肖像』、『フリーク・オルランド』、『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』
●パースペクティブ・ザ・ジャパンPerspective the Japan
注目の若手映画作家にフォーカス。監督らを真庭に招聘し、作品上映と監督によるトークイベントを開催します。
上映作品:『絶唱浪曲ストーリー』川上アチカ監督、『すべての夜を思い出す』清原惟監督
●こどもと映画の週末Weekend Ciné Kids
こどもも大人も楽しめる、世界の選りすぐりアニメ作品を上映。
上映作品:『ユキとニナ』諏訪敦彦、イポリット・ジラルド監督、『古の王子と3 つの花』ミッシェル・オスロ監督、『父を探して』アレ・アブレウ監督
●こども映画祭KODOMO Film Festival
こどもたちがつくった映画を上映します。内容は、国内外で活躍する映画監督と、実際の映画づくりと同じ機材、同じ手法で、こどもたちだけで映画を一本作つくる「こども映画教室®」の作品。2023 年冬に真庭で開催した「こども映画教室®プチ」の作品、真庭市でこどもたちと作成した映画づくりワークショップの作品などを上映し、こどもたちの映画のお披露目の場とします。また、講師陣と参加したこどもたちとのトークも開催します。
ゲスト:諏訪敦彦監督/ 映画上映:『こども映画教室作品数本』、『おこんじょうるり』岡本忠成
●【関連企画】山の中の劇場Mountain Theater
映画祭特別関連企画として、鳥取県在住の俳優中垣直久さんによる、こども向け朗読劇を開催します。森や自然の大切さが伝えられる作品をもとにセレクトした、宮沢賢治が生前に出版した唯一の作品集『注文の多い料理店』に収録されている『狼森と笊森、盗森』(1924 年)を取り上げます。また、中垣さんの主演作であり、真庭でかつて起こった山中一揆を題材に作られた時代劇『新しき民』も上映します。
『狼森と笊森、盗森』中垣直久朗読、『新しき民』山﨑樹一郎監督。トークイベントあり。
会期中のイベント
◎シネマde のみーの
3 月9 日(土)18 時頃から(一部昼から)/場所:久世上町~下町商店街エリア
毎年夏に開催されるイベント「のみーの」が、このたび期間中に久世に登場! 5 枚綴りのチケットは、1枚で各店舗一
品一杯を堪能できます。ビクトリィシアター周辺のお店をはしごする、久世ならではの飲みイベントです。
◎シネマルシェ
3 月10 日(日)11 時~16 時/会場:中央図書館前広場
今年もシネマルシェが出現。人気のお店が立ち並びます。最終日は、図書館で映画もグルメも楽しめます。
◆開催期間 3月8日(金)~3月10日(日)
◆会場
・ビクトリィシアター 20席(岡山県真庭市久世2581)
・真庭市立中央図書館 52席(岡山県真庭市勝山53-1)
◆チケット 2⽉上旬、前売りチケット販売開始予定
◆お問合せ info@ngff.jp(ニューガーデン映画祭2024 実行委員会)
◆公式HP ニューガーデン映画祭2024
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