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大御堂 耐震保存修繕現場見学会

約800年前の仏堂の部材を利用し、江戸時代初期に建立された古堂、「大御堂」の耐震保存修繕工事の現場見学会を開催します。

日頃見られない文化財修繕の現場に触れ、中世荘園の故地をめぐってみませんか?

参加費は無料です。

ご希望の場合は、下記のWebフォームより、3/13までにお申し込みください。

文化財建造物の保全等に関心のある建築関係者、大学生、地域の方のご参加お待ちしています。


▲クリックするとPDFが開きます

社地区について

岡山県北部、真庭市の山間に位置する社(やしろ)地域には、中世に由来する神社や御堂、石造物、山城跡などの歴史遺産が数多く残されています。

平安時代の編纂書「延喜式」に記載された重要な神社は、「式内社」と呼ばれていました。

社地域には実に8つの「式内社」が集中しており、古代から神聖な場所とされ、平安時代後期に京都にある仁和寺の領地となりました。

仁和寺は社地域の支配を円滑に進めるため、多くの寺院施設を新しく建築し、水田の開発も進めました。

社地域は、神の聖域に新たに仏教の要素が加わり神仏習合の世界として歴史を歩んでいきます。

地域には、今なお、古い形をとどめる祭りや行事が地域の方々によって大事に守られ、次の世代へと受け継がれています。

大御堂について

現在の建造物は、最終的に安土桃山時代に再建されたと伝わりますが、柱の一部には12世紀末のスギが使われていることがわかりました。

仁和寺との関係が強く感じられる建造物で、当初の規模、位置、役割などをめぐって多くの謎が残されています。

◆開催日時 2025年3月15日(土)13:30〜
◆開催場所 社コミュニティハウス(岡山県真庭市社651
◆参加費  無料
◆定員   20名程度
◆申し込み Webフォーム ※締切:3/13()
◆お問合せ 0867-62-2011(湯原振興局)
◆リンク  やしろ振興協議会社地域の紹介

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