O氏の肖像
ビクトリィシアターで、「O氏の肖像」が上映されます。
本作は、ドキュメンタリー映像作家長野千秋と大野一雄が製作した16ミリ映画三作品の第一作です。
O氏こと大野氏の横浜の自宅周辺、当時大野一雄が勤めていた捜真女学校のボイラー室、猿島(東京湾の無人島)や宝生寺(横浜市)を舞台に1年ほど撮りためた映像をまとめた作品です。
上映は9月21日15時と9月24日19時の2回行われます。
来場される場合は、ビクトリィシアター HPよりチケットを購入してお越しください。
支配人より ※ホームページより抜粋
こんにちは、支配人です。
毎年ビクトリィでは「映画を聴こう」という企画をしていました。
今年は「踊る」映画特集です。
まず最初は暗黒舞踏の源流ともいえる、日本を代表する舞踏家・大野一雄出演の『O氏の肖像』を上映します。本作は1965年にドキュメンタリー映像作家・長野千秋と大野が製作した、16ミリ映画3部作の1作目です。「大野一雄舞踏研究所」(現在のNPO法人ダンスアーカイヴ構想)により、2000年以降にデジタル化されたものを上映します。
暗黒舞踏とは、1950年代末から1960年代にかけて、舞踏家の土方巽(ひじかた・たつみ)や大野一雄らが中心となって始めた、前衛的なダンスです。欧米では「Butoh」として、近年広く知られるようになりました。
西洋の踊りとしてのバレエが天に向かう表現としたら、暗黒舞踏は土へと大地へと向かう踊りといえます。それゆえに「舞踊」ではなく「舞踏」、踏むと書くのですね。
暗黒というのも、アンダーグラウンドが沸いた時代的背景もありながら、そのまま地中と捉えることもできます。
私は暗黒舞踏を初めて見た時、非常に胸がざわつくものがありました。
そのざわつきを自分なりに後から掘り下げてみると、本能的で理性を超えた(ように見える)人の動きに、みてはいけないものを見た気がし、本能的に動く人間の姿にまず恐怖心をおぼえたのでした。しかしそれと同時に自分はその本能的な感覚をどこかに置いてきてしまった、と目が醒める思いがしました。
「踊り」は「生きる」ことに直に触れることがあるように思います。
そんなことを感じたいくつかの映画を、この企画で特集してみたいと思っています。
どうぞお楽しみに。
◆開催日 2026年9月21日(月祝)15:00〜
▶︎アフタートーク【平井優子 × 菅野優香「大野一雄という存在をめぐって」】
2026年9月24日(木)19:00〜
▶︎上映のみ
◆会 場 ビクトリィシアター(岡山県真庭市久世2581)
◆定 員 各回25名、要事前申込
◆チケット 一般(前売り)1,200円 、(当日)1,500円、高校生以下 1,000円、小学生以下無料
◆チケットはこちら>>ビクトリィシアター HP