二川村の歴史と意思を次世代へつなぐ生き字引
昭和15年、現在の湯原地区である二川(ふたかわ)村に遠藤正明(えんどう まさあき)さんは生まれました。
昭和30年に湯原ダムが竣工、村の一部はダムの底に沈み、昭和31年には町村合併により二川村は廃村に。
二川の歴史の終わりと新たな始まりをその目で、肌で感じたといいます。
中学卒業後から田畑、たばこ、薪、ジャージー牛など里山の資源を活用したなりわいで生き、二川の暮らし・文化・風習・知恵を次世代に授け、二川の暮らしをより良いものにするために地域づくりの代表として尽力されています。
現在は地域づくり委員会の会長を務めながら、土居分小菜(ダムに沈んだ地域で栽培されていたという伝説の菜っ葉)を絶やさないための活動もされています。
強い意志とともに、とても柔和で面倒見の良さも兼ね備えておられる遠藤会長。
いつも優しい笑顔と穏やかな口調で私たちを出迎えてださり、それは理想の「ふるさとのおじいちゃん」像なのです。
そんな遠藤さんにこの夏会えるイベントはこちら▼
真庭市の二川地域で農業を体験したもらい、二川を誰かのふるさととしてもっと好きになってもらおうという企画です。
ふるさと農業体験 稲刈り&サツマイモ堀り体験
◆日時 9月8日(日)10:00~14:00 受付9:45~
◆場所 旧二川小学校 真庭市種966
◆参加費・事前申し込み 必要
◆詳しくはこちらから ふるさと農業体験
*二川こうふく村in湯原 Facebookページ
*二川ふれあい地域活動作り委員会 ホームページ
遠藤さんに会ったら土居分小菜のヒミツを聞いてみてね。
いけだ