荒木山西塚古墳発掘調査 現地説明会|調査の成果や出土品を大公開!
3〜7世紀にかけての古墳が250基ほど点在する北房地区。
昨年11月からは、地域住民の有志によって、新たに「荒木山西塚古墳」の発掘調査が始まりました。
今回、その成果や出土品を見学できる現地説明会が開催されます!
発掘調査の様子を紹介するパネル展示や、地元産品の販売など、おもてなしコーナーも充実!
集合場所(旧上水田小学校)からの送迎もあるので、お気軽にご参加ください。
荒木山古墳とは
出典:北房観光協会
荒木山古墳は、「荒木山西塚古墳」と「荒木山東塚古墳」の2つから成ります。
どちらも、真庭市の指定重要文化財になっています。
荒木山西塚古墳
荒木山西塚古墳は、全長約63mの前方後円墳です。
北房地域にある立1号墳(88m)・2号墳(69m)に続き、岡山県北西エリアで第3位の大きさを誇ります。
後述の荒木山東塚古墳に次いで築かれたと考えられており、4世紀頃の古墳と位置付けられています。
荒木山東塚古墳
荒木山東塚古墳は、全長約47.5mの前方後円墳です。
3世紀後半から4世紀の初め頃に築かれたといわれています。
中世には山城に使われていた時期もあり、築造当時からは形状が変わっている部分もあります。
発掘調査について
出典:北房観光協会
荒木山古墳では、同志社大学の協力を得ながら地域の文化遺産保存会とともに、レーダー探査などによる非破壊調査(測量調査)を行ってきました。
そして、これまでの取り組みをきっかけに、文化財を活用したまちづくりを進める「西の明日香村コンソーシアム」を設立。
2022年11月より、地域住民と一般募集によって集まった参加者を中心に、本格的な発掘調査が始まりました。
▲発掘が始まるまでの様子は、こちらの動画をご覧ください。
関連リンク
荒木山西塚古墳発掘調査の概要
荒木山西塚古墳発掘調査ワーキンググループ
史跡「荒木山西塚・東塚古墳」測量・探査調査報告(全国遺跡報告総覧)
◆日 程 2023年3月4日(土) 13:30~15:00 ※雨天決行
◆集合場所 旧上水田小学校(岡山県真庭市上水田4988)
※荒木山西塚古墳まで送迎車両を運行します
◆お問合せ 0866-52-2111(真庭市北房振興局)