【1/26〜2/14開催】よみがえる昭和・平成のぶり市展
300年以上の歴史がある「北房ぶり市」
その昔、内陸部では生魚がとても貴重でした。
中でも出世魚といわれる「ぶり」は、正月にはなくてはならない縁起物。
北房ぶり市の原型は、1700年ごろには開催されていた定期市。
陣屋の代官様も「正月くらいはぶりを食べて」と、ぶり市を奨励していたとか。
それ以来、北房ぶり市は毎年2月第1日曜日の恒例行事となりました。
呰部商店街は多くの人であふれ、金物や植木、乾物などの出店がずらりと並びます。
ぶりを豪快にさばいて売る「ぶり小屋」も設置され、新鮮なぶりを求めて大勢の人々が押し寄せます。
呰部のまちが、活気に包まれる1日です。
しかし、2021年は新型コロナウイルスの影響で中止。
でも、何もしないのはもったいない。
次につなげるために、地元の人たちが少しでもぶり市の風を感じられるように、何かしたい。
そんな思いから、写真展が開催されることとなりました。
展示されるのは、昭和・平成の北房ぶり市の写真たち。
写真コンテストの中から選ばれた作品や、白黒写真をカラー化したものを展示。
また、ぶり市会場の再現として、ぶり小屋を設置して会場の雰囲気を味わえる空間も設置されます。
さらには、昭和の呰部商店街マップや自由にコメントを書き込めるメッセージボードまで。
ぜひとも会場に足を運んで、北房ぶり市の雰囲気と、地元の方々の思いを感じ取ってみてください。
そして、来年は無事に開催されるよう祈りましょう。
◆開催日程 2021年1月26日(火)〜2月14日(日)
◆場所 北房文化センターエントランスホール(真庭市上水田3131)
◆内容 ①ぶり市写真の展示
②カラーライズ写真の展示
③ぶり市会場の再現展示 など
◆お問い合わせ 0866-52-2111(北房振興局地域振興課 江崎)
◆主催 一般社団法人北房観光協会・真庭市
◆協力 呰部商店会