【10/28~3/6開催】隈研吾展~ネコの目でみる公共性のある未来~
建物に求められる安全と安心。
20世紀の建築は鉄とコンクリートで大きく頑丈なハコを作り、そこに人々を集約することで、効率よく安全を実現し、人々を安心させようとしてきました。
しかし大災害で破壊された建物の瓦礫は、頑丈なだけでは持続可能な安全につながらないことを暗示し、昨今のコロナ禍では「ハコに集約する」発想の危険性が浮き彫りになりました。
以前より鉄やコンクリート以外の素材に着目し、「ハコにとらわれない」建築を提唱してきた建築家・隈研吾。
その彼が未来の建築やまちのあり方を考える際に注目したのは、自身も愛してやまない「ネコ」。
人間とは全く違った形で都市空間を活用し、したたかに生き延びるネコのリサーチから得られた成果は、今後の建築・公共空間に必要な5原則として、高知・長崎・東京と巡回した自身の展覧会で発表されました。
本展覧会では東京国立近代美術館の出品作品から抜粋された建築資料を中心に展示し、シンプルに凝縮した形で「ネコの5原則」を紹介します。
◆期間 2021年10月28日(木)~2022年3月6日(日)
◆開館時間 9:00~17:00(入館は16:45まで)
◆休館日 毎週水曜日
※ただし祝日にあたる11月3日・2月23日は開館し、翌11月4日(木曜日)・2月24日(木曜日)休館
◆場所 GREENable HIRUZEN 真庭市蒜山ミュージアム
(岡山県真庭市蒜山上福田1205-220)
◆入館料 高校生以上 1人300円・中学生以下 無料・有料20人以上の団体は1人240円
真庭市蒜山郷土博物館の入館券の半券を提出いただいた方は100円引き
障害者手帳をお持ちの方などは150円(介助者1人は無料)
※その他、各種減免がございますので、詳しくは真庭市HPをご覧ください。
◆問合せ 真庭市生活環境スポーツ・文化振興課
TEL:0867-42-1178
FAX:0867-42-1416
◆新型コロナウイルス感染予防のため、ご来場の際には以下の点にご協力ください
・咳エチケット・マスクの着用・手指の消毒の徹底
・人と人との距離(ソーシャルディスタンス)の確保
・風邪の症状、その他体調の優れない場合はご来場をお控えください