後藤健吉展 漆黒をかたどる |【10/7〜10/22】勝山文化往来館ひしお展覧会
勝山文化往来館ひしおホールにて、展覧会「後藤健吉展 漆黒をかたどる」が行われます。
期間中は、江戸末期から伝わる香川県を代表する宗家「後藤塗」の家に生まれた漆芸家・後藤健吉氏の作品が展示されます。
漆芸家・後藤健吉
漆芸家・後藤健吉は、江戸末期から伝わる香川県を代表する宗家「後藤塗」の家に生まれました。
「後藤塗」は、朱を基調とした文様で、時を経るごとに、漆のもつ独特の渋さと深い味わいが増し、広く愛用されています。
後藤健吉は、幼少時より伝統技術に慣れ親しむと共に、装飾的な花鳥風月を主とした漆芸界に、新たな表現として、幾何学的モチーフを選び、作品に写実性を取り入れました。
漆面に銀粉を撒き、平蒔絵技法を用いて形を浮かび上がらせ、さらに、研ぎ出し蒔絵に使用されるぼかしの技法を加えることで、より微妙な表現を可能にし、作品に深みを醸し出しています。
ひしおホールの和空間で漆の美しさをご堪能ください。
展覧会の初日にはオープニングイベントが開催され、作家による作品解説などが予定されています。
また、期間中には茶杓を作れるワークショップもあります。
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関連イベント
〇オープニングイベント(作家による作品解説)
日時:10月7日(土)14:00〜15:30
会場:勝山文化往来館ひしお内
〇ワークショップ「茶杓をつくろう!」
日時:10月9日(祝・月)13:00〜15:00
会場:勝山文化往来館ひしお内
定員:10人(小学生以上)
参加費:1,000円(材料代込)
準備物:小刀(ひしおでも準備あり)
申込先:tel.0867-44-5880(勝山文化往来館ひしお)
◆開催期間 2023年10月7日(土) 〜10月22日(日) 10:00~16:30※水曜休館
◆場所 勝山文化往来館ひしお(岡山県真庭市勝山162-3)
◆入場料 300円(中学生以下無料)
◆お問合せ 0867-44-5880(勝山文化往来館ひしお)