【ボランティア募集】シカの食害防止のための電気柵設置
希少種や生態系、ひいては私たち人間生活への悪影響を防止するために、一緒に鹿を防ぐ電気柵の設置をしていただける方を募集します!
捕食者であるニホンオオカミの絶滅、猟師の高齢化などによって、ニホンジカは全国的に著しく増加しています。
ニホンジカは食べられる植物の種類が非常に多いため、その頭数が増えれば増えるほど、餌となる自然の植物はどんどんマイナスの影響を受け数を減らしていきます。
蒜山でも、東側の津黒高原側から徐々に森の下の草が減少してきているなど、鹿による被害が顕著になってきており、蒜山の西にある鳩ヶ原でも目で見てわかるほどの影響が出てくるのは時間の問題です。
本来、シカは本能に従って、自然に適応して生活しているので、悪いわけではありません。
しかし、この問題を放っておくと、食べつくされた地域では、希少種が減るだけではなく、森や草原の保水力が低下して雨によって土砂が崩壊するなど、我々人間の生活にも悪影響が出てきます。
そのため、鳩ヶ原でも問題が大きくなる前に、まずは重要なところを優先して総延長800mほどの電気柵を設置したいと思います。
ご参加の場合は、以下のWebフォームよりお申し込みください。
◆開催日時 2025年4月29日 (火祝) 9:00~16:00
◆集合場所 国道482号チェーン着脱場(岡山県真庭市上徳山964)
◆参加費 無料
◆昼食 各自ご持参ください
◆参加資格 高校生以上
◆服装持ち物 帽子・登山靴または長靴・タオル・長袖・長ズボン・軍手・飲み物
◆申込 Webフォーム
◆問合せ hiruzen.nature.restoration.mit22@gmail.com(蒜山自然再生協議会)