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真庭SDGsツアーに参加してきた件 バイオマス編

こんにちは。
フジモトです。

この記事は『真庭SDGsツアーに参加してきた バイオ液肥編』の続きになります。

 

さてさて、真庭の循環の仕組みは分かりましたが、真庭を語るうえでもう1つ忘れてはいけないことがあります。

そう、バイオマスです!!

・・・てなわけで、後半は真庭のバイオマスの取り組みについて見学しました!
まず訪れたのはこちら!!


真庭木材事業協同組合さんの『バイオマス集積基地』です!

ここでは、製材所で発生する端材や樹皮、
そして市民のみなさまから持ち込まれる未利用材の活用を目的として建設されました。

集められた木材は分別され、チップ状に細かく砕かれます。
そして、みなさんご存知、バイオマス発電所に運ばれます!

では木材が細かく砕かれる様子をご覧ください。


木材を挟んで~


グシャッ!!!

チッパー機で細かくして~

はい!できあがり!
あとは水分調整をして、バイオマス発電所に送ります!

他にも、遊歩道や畑に敷くためのチップ販売や、畜産関係への粉砕バークの販売もしてますよ~

 

ではでは、我々も木材を追って、バイオマス発電所に移動!!

どーん!!!!!

やって来ました!パンフレットなど、真庭市の紹介で必ずといっていいほど目にするバイオマス発電所!

バイオマス発電所では、年間約10,000kWhの電力を発電しています。
その電力の多くは、市役所や久世エスパス、市内の小・中学校など、46の公共施設に送られています。

そして、今回はツアーということで、実際に木材を燃やして発電しているところを見学させていただきました!


こちら、プラントの中で木材が燃え盛っております!

その温度、約400℃!!!

近くで見ると、その暑さが伝わってきました(^^;

木材は水分を含んでいるため、ある程度乾燥させないとプラント内の温度を下げてしまい、発電効率を下げてしまいます。
そのため、バイオマス集積所でしっかりと乾燥させたものを、プラント内に入れます。
温度を下げないようにすることが、バイオマス発電をするうえで大切なんです!

さて、バイオマス事業について見学してきましたが、そもそもどうして真庭でバイオマス事業が盛んになったのか、ご存知ですか?

その理由は、木材を加工する製材所が市内に多かったからです!

製材所では、木を加工する際に、端材などの未利用材が大量に発生します。
当初はそれを捨てていました。
でも、『捨てるのはもったいない、何かうまく使えないだろうか?』と考えたのが
バイオマス事業の始まりです。

その後、市内の各事業者と行政が連携し、現在のバイオマス循環の仕組みが出来上がりました。

もともと森林に関わる仕事が充実していたこと、そして、各事業者や行政がうまく連携したことが、
真庭のバイオマス事業を築き上げたということです。

そんな真庭の取り組みを知れて、フジモト大感激でした!

 

そして最後には、SDGsバッジをもらいました(笑)

たった1日で、真庭市の取り組みを深~く知れる、『真庭SDGsツアー』。

みなさまもぜひぜひご参加してみてください♬

 

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