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廃校が美術館に!カルチャーイベント「MANIWART」に行ってみた

廃校となった校舎を活用して、カフェやイベントを開催する動きが増えています。
真庭市内でも、旧上田小学校をカフェやゲストハウスとして活用している「UEDA VILLAGE」があります。

そして、醍醐桜からほど近い旧別所小学校では、「MANIWART(マニワート)」というイベントが開催されています。

2021年は11月13日と14日の開催でした。
どんなイベントなのか、行ってみました!

フジモト
フジモト
「芸術の秋」を真庭で満喫!

MANIWART(マニワート)とは

MANIWARTのチラシ
真庭とアートのカルチャーイベント、MANIWART(マニワート)。
真庭をはじめ日本各地で活動するアーティストたちの作品展示とワークショップを楽しめるイベントです。

また、真庭市内外の飲食店さんや地域で活動する皆さんの素敵な商品を集めたマルシェも開催。

旧別所小学校を舞台に、見て楽しい、食べて楽しいイベントです。


▲当日のチラシ。クリックすると拡大されます▲

校舎内はまるで美術館

まずは真庭のシシがお出迎えしてくれました
会場の旧別所小学校に着くと、まずは「真庭のシシ」がお出迎え。
真庭のシシは、現代アート作家「淀川テクニック」さんによる作品で、真庭市内から出た”ごみ”を材料に制作されています。

”ごみ”を減らし、”資源”として再生させていく循環型の”持続可能な社会”を目指す」という思いが込められています。

会場の外には飲食ブースがありました
運動場ではマルシェが開催されていました。

MANIWART実行委員会の谷本さん(左)と木藤さん(右)
校舎の入り口にはMANIWART実行委員会のメンバー。
アーティストさんの作品も販売されていました。

「たくさん写真撮ってね〜」と、嬉しい言葉をいただきました。

では、中に入っていきましょう!!

6年生の教室の様子
校舎の中は床や壁が木目調で、木のぬくもりを感じる雰囲気でした。
そこにアーティストさんの作品が展示されていました。

写真は6年生の教室です。
黒板に大きく「卒業おめでとう」と書かれており、なんだか懐かしい気持ちになりました。

川村洋平さんの「It depends on you」
教卓に展示されていたのは、川村洋平さんの「It depends on you」。

フジモト
フジモト
「あなた次第だ!」と、卒業生にメッセージを送っているようでした。

階段にもたくさんの作品が展示されていました。
階段にもたくさんの作品が展示されていました。
少女が描かれた絵は、美咲町出身の「ふくしまえみ」さんの作品。
弾けるような笑顔が素敵です。

4年生教室には、真庭市を拠点に活動するアーティストグループ「Art Group mo」に所属するアーティストさんの作品が展示されていました。
4年生教室には、真庭市を拠点に活動するアーティストグループ「Art Group mo」に所属するアーティストさんの作品が展示されていました。

また、「Art Group mo」が小学生以上を対象に開催している工作教室「OKアートクラブ」の作品も。

フジモト
フジモト
さまざまな色を使って、元気いっぱいな様子が伝わってきます。

米山千晴さんの作品
中央のテーブルには米山千晴さんの作品。
白い生地に青い絵具で模様を描く「染付(そめつけ)」という技法を使っています。
小人のお家みたいで可愛らしいですね。

写真の展示もありました。
写真の展示もありました。

フジモト
フジモト
哀愁漂う感じがたまりません!

図書室には「NPO法人灯心会(とうしんかい)」さんの作品がたくさん展示されていました。
図書室には「NPO法人灯心会(とうしんかい)」さんの作品がたくさん展示されていました。
灯心会さんは、津山市と真庭市の事業所で、心や体に障がいがある方の支援を行なっています。
創作活動に取り組まれる利用者さんも多く、会場には個性豊かな作品がたくさんありました。

アーティストさんによるワークショップも開催されていました。
作品展示のほかに、アーティストさんによるワークショップも開催されていました。

フジモト
フジモト
ぼくは時間がなくて参加できませんでしたが、多くの方が楽しまれていました。

 

当時の面影を感じる写真も

真庭市に合併する前、旧落合町時代の校旗です。
校舎の1階には、当時の面影を感じる懐かしい展示がありました。
こちらは真庭市に合併する前、旧落合町時代の校旗です。

卒業生や先生の写真もありました。
卒業生や先生の写真もありました。

校歌もありました。
校歌もありました。
別所小学校を卒業された方々にとって、当時の記憶を思い出す、懐かしい展示となったのではないでしょうか。

 

取り壊し危機を乗り越えた別所小学校

MANIWARTのみなさん
実はMANIWARTの会場となった旧別所小学校校舎は、取り壊しの話が進んでいました。

地域の方々の思い出が詰まった小学校。
なんとかして残せないか。

そこで出した答えが「アート」でした。
理由は老若男女、みんなが楽しめるから。

醍醐桜のある別所地区は、ずっと”おもてなし”をしてきた地域。
来てもらう方に、喜んで帰ってもらいたいという想いを持つ方が多かったのです。

醍醐桜以外にも喜んでもらえる場所を作りたい。
それを叶えるために、別所小学校の活用に向けて動き始めました。

そして、取り壊しの危機を乗り越え、MANIWARTが開催されるまで至りました。

フジモト
フジモト
イベント開催の裏には、地域の方々の想いがあったんですね!

MANIWARTの情報はホームページをチェック

廃校となった旧別所小学校で開催されたカルチャーイベント、MANIWART。
ぬくもりと懐かしさに包まれた、とても素敵なイベントでした。

MANIWARTの情報は、ホームページやInstagramで発信されています。
また、開催情報はManiColleでも発信します!

情報をチェックして、次回の開催にはぜひお越しください!

◆リンク
MANIWART:ホームページInstagram

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