\実食レポート/「カフェ&ギャラリーてぁ」さんで”発酵ランチ”をいただきました
勝山町並み・体験クラフト市の開催に合わせ、勝山地域の飲食店では”発酵ランチ”が提供されました。
真庭市は同じ地域の中に軟水の川と硬水の川が流れる珍しい地域。
古くから多くの醸造業が栄え、今なお酒造りをはじめ、こだわりの発酵食文化が受け継がれています。
そんな”発酵”をテーマとした美味しいグルメが楽しめると聞いて、ManiColle新人レポーターの新谷が「カフェ&ギャラリー てぁ」さんを訪れました。
コンテンツ
カフェ&ギャラリー てぁとは?
「カフェ&ギャラリーてぁ」さんは、勝山町並み保存地区の川向こうにあるギャラリー併設のカフェです。
外観は、物語に出てくる小人のおうちみたいでとても素敵!
落ち着いた雰囲気の店内では、月替わりのアート作品を見ながら、美味しいパスタやピザを楽しむことができます。
”今子 imako作品展「イマココニイキル2021」”
外観の可愛さにテンションが上がりながら店内に入ると、店主の栗田さんの笑顔と、展示されている数々の作品が目に飛び込んできます。
この日の展示は、imako(田中今子)さんの「イマココニイキル2021」。
お店に入ると目に飛び込んでくる鮮やかな色彩!
展示も作家さん自らがされています。
imakoさんは鳥がお好きとのことで、作品の所々には鳥が描かれていました。
見ていてとても心が軽くなる印象を受けました。
作家「imako(田中今子)」さんとは?
imakoさんは、兵庫県養父市(やぶし)在住の作家さんで、NPO法人おおやアート村の理事長を務められています。
店主の栗田さんとの出会いは19年前。
imakoさんが勝山の辻本店さんでギャラリーを開催されたときに出会われました。
その出会い以降、毎年11月ごろにてぁさんで展示をするようになりました。
てぁ特製発酵ランチ「醤油こうじの和風カルボナーラ」をいただきました!
ではお待ちかね!
発酵ランチをいただきます!
メニューは、「醤油こうじの和風カルボナーラ」です!
美味しそうな「醤油こうじの和風カルボナーラ」が登場!!
早速いただきます!ワクワク!
おいしそうな香りが漂ってきます・・・
フォークでくるくる巻いて・・・パクッ!!
一口食べると海苔の風味がふわっと広がり、それをプチプチの胡麻がアシスト。
そして、卵の濃厚なおいしさを感じました。
「発酵」という点では、勝山の辻本店さんの醤油麹を使用。
栗田さんはてぁをオープンされる前に辻本店さんで働かれていて、今でも深いつながりがあるそうです。
醤油麹は、醤油と麹を合わせた発酵調味料です。
醤油に旨み、甘み、香り、とろみが加わり、さまざまな場面で活躍します。
てぁさんの発酵ランチでは、ソースに使用。
独特の旨みがアクセントとなり、パスタを引き立てていました!
さらに、サラダは特製の「おからサラダ」。
最初「ポテトサラダかな?」と思いましたが、ポテトよりもふわふわとした食感でした。
それに加え、サニーレタスと水菜はご自身の畑で採れたもの。
ほかの食材も、基本的に真庭産のものを使っているそうです。
また、サラダのソースは栗田さん特製のヨーグルトソース。
ヨーグルトも発酵食品ですね!
野菜やおからと絶妙にマッチしていました!
食後のハーブティは「レッドジンジャー」でした。
バラ科の植物「ローズヒップ」と、暖かい地域で咲く花「ハイビスカス」から作られています。
ギャラリーへの思い
てぁさんのギャラリーは、基本的に月替わりで開催されています。
栗田さんご自身で作家さんを選んだり、作家さんの方からオファーがあったりするそうです。
栗田さんは「若い作家の力を伸ばしたい」という思いでギャラリーをされているため、出展料はもらっていません。
「個展を開きたいけど、なかなかハードルが高い・・・」
そんな作家さんにとってありがたいですね!
今後のてぁの予定
カフェ&ギャラリーてぁさんでは、12月はクリスマスをテーマとしたギャラリーを開催予定です。
クリスマスにちなんだ絵や作品の展示、クッキーの販売を予定しています。
大切な人とのロマンチックなひとときをてぁで過ごしてみてはいかがしょうか。
素敵な絵と、美味しいごはんと、店主の笑顔で、かけがえのない時間が過ごせるでしょう。
お店とギャラリーの情報
◆カフェ&ギャラリーてぁ
住所:岡山県真庭市三田51
営業時間:11:30〜16:00/18:00~21:30
定休日:木曜日
問い合わせ:0867-44-5558
予約:なし
リンク:Facebook
◆今子 imako作品展 イマココニイキル2021
会期:2021年11月5日(金)~12月1日(水)
作家:田中今子(imako)
リンク:おおやアート村BIG LABO / Facebook